隔て板が壊れたー!と管理人さんに報告に行って、部屋に戻ってくると、一息つく間もなく、
「ピンポーン」
チャイムがなりました。はぁ、先日壊れたインターホン、直しといてよかったー。誰が来たのかな、隔て板のことで管理人さんかな、と思いながら出てみると、
「警察署の者です」
とのこと。
「チャーチャーチャ〜ン!チャーチャーチャ〜ン」(by火曜サスペンス劇場)
ここは海岸沿い、そして警察官。。きっと何かがあったんだ、でも私は何もやっていない、だってアリバイがあるんだもの、待てよ5歳と3歳児の証言は有効なんだろうか。。
なんて盛り上がりながら、玄関のドアを開けました。
そこに立っていたのはガッチリした制服姿の警察官。聞いてみると、事件の容疑者探しではなく、居住者確認をしているとのこと。こちらのお名前に間違いないですか、と言われて差し出された名簿には、前居住者(マンションを私に売ってくれた人)の名前が書かれていました。
「これは前の住人の方で、違います。」
と答えると、
「強制ではありませんが、こちらにご記入いただければ」
と言って、新しい名簿を差し出されました。それにしても、強制じゃないと言うのは、警察も個人情報とかあるし、色々大変なんでしょうね。記入してお返しすると、
「ありがとうございました」
と言って、立ち去っていかれました。
そういえば、隔て板を破壊したであろう台風24号だったり、今年は災害が多かったから、身元確認も兼ねてこうやって地道に確認をされているのかもしれませんね。うちのマンションは半数以上がセカンドハウス利用と聞いたことがあったので、確認が必要なんですかね。そういえば東京のマンションではこんな確認はなかったなぁ。
そうそう、この警察官さんとのやりとりの中で、私が名簿に連絡先として自宅の電話番号を書いたところ、
「(市外局番が違うので)こちらにはお住まいではないんですね。ではこちらは別荘ですか?」
「別荘」というワードに不意打ちをくらい、一瞬たじろきましたが、セカンドハウスなんですと返すのも違うなぁと思い、
「はい」
と小さく答えたのでした。そっか、別荘か、と少しこそばゆくなりながらドアを閉めたのでした。
(つづく)
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10月6日① ベランダの壁が壊れてた!
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