さよならおっぱい② ~対照的な息子の様子

前のブログからの続きです・・・




断乳?卒乳?は長男が1歳4ヶ月、次男が1歳11ヶ月の時に敢行しました。たった7ヶ月の違いでしたが、その反応にはとても大きな違いがありました。それが年齢的なものなのか、性格的なものなのか、はたまた別の要素なのか、というのは断言はできませんが、その反応を目の前でみた私は、年齢的というか、成長段階的なものなんじゃないかな、感じました。是非この体験を参考にしていただければとても嬉しいです。

長男(1歳4ヶ月)のケース
当時の状況:
この当時、離乳食はかなり進んでいて、食事で栄養が十分とれていました。また、授乳回数は朝保育園に行く前に1回、夕方に保育園から戻って1回、夜寝る前に1回、深夜(目を覚ました時)に0~1回でした。栄養面では断乳の時期かと思っていましたが、寝付くためにおっぱいを飲ませないと寝られない状態ではありました。

また言葉については、アンパンマンを指して「あーん」と言い始めたり、という状態でまだまだ言葉を話すまでには至っていませんでした。ですので想像にはなりますが、まだまだ通じていないかな、という感じでした。

断乳1週間前~当日: 毎日カレンダーをさしながらおっぱいにバイバイすることを伝えました。しかし長男からの反応は特にありませんでした。

当日:この日は保育園を休ませました。
・朝10時 「これが最後のおっぱいだよ、たくさん飲むんだよ、これでバイバイだね」というような声をかけ、最後のおっぱいをあげました。それからおっぱいに絵を書き、おっぱいがいなくなったということを伝えました。この時も、特に反応はなく、普段のおっぱい終了時と同じ反応でした。

・午後15時くらい いつものようにおっぱいが欲しいとぐずりはじめました。この時はまだ何とか我慢させられるかな、という感じでした。

・午後18時くらい ついに長男の我慢の限界がやってきました。夕方、買い物に行く用事があり、旦那の運転で買い物に出かけました。車の中ではすこしぐずっていました。そしてその帰り道、それが18時くらいでしたが、ついに今まで見たこともないくらいのギャン泣きが始まりました。この時は車から降りてあやしても、何をしても泣き止みませんでした。ギャン泣き開始から1時間くらいで、長男はとうとう泣き疲れて眠ってしまいました。

・深夜 2回、目を覚まし、とてもぐずりました。この時に心は折れそうでしたが何とか寝付かせることができました。

・翌朝~ どんな反応が来るかとビクビクしていたのですが、とても不思議なことに、おっぱいのことなんてまるで全て忘れたかのように、存在すらしていなかったかのように、おっぱいが飲みたいゼスチャーもなく、ぐずりもしない、普通の日の朝でした。

感想:
・・・こんな感じで長男の断乳が終わりました。これが初めての体験で比較するものがないのでなんとも言えませんが、断乳後はものすごいギャン泣きとなったものの、翌朝からはおっぱいの「お」の字も感じない生活だったので、当時は成功!と感じていました。しかし、おっぱいを「断つ」という感じでしたので、正直なところ心は痛かったです。文字通り、長男は「断乳」だったと思います。

次男(2歳)のケース
当時の状況:
離乳食はかなり進んでいて、ほぼ普通食を食べていたので、おっぱいは必要ない状態でした。授乳回数は、長男より少なかったです。基本は、朝保育園に行く前に1回、保育園から戻って1回、夜寝る前に1回、深夜(目を覚ました時)に0~1回でしたが、夜寝る前に飲まなくても大丈夫だったり、深夜に目を覚ますことも少なかったです。また、言葉はカタコトを話していて、少しずつコミュニケーションがとれるような状態になっていました。

長男の時に断乳が成功した(と思っていた)ので、できるだけ長男が断乳した1歳半を目処に行いたかったのですが、2人の子育てで私に余裕がなく、結局2歳まで先延ばしとなっていました。また、真偽は定かではありませんが、断乳するなら春や夏がいい、と聞いていたので、それがちょうど2歳というタイミングでした。また言葉でコミュニケーションとれ始めていたので、逆にそのことが、断乳を難しくするのではないか、という勝手な思いがあり、何とか2歳までには行いたい、と思っていました。

~当日:
カレンダーを指差し言い聞かせしました。「おっぱいにバイバイできる?」と聞くと、おっぱいに向かって「おっぱい、バイバーイ!」と言っていました。このことから、次男はおっぱいとお別れすることを理解していたんだと思います。

当日:
・朝10時 「これが最後のおっぱいだよ、たくさん飲むんだよ、これでバイバイだね」というような声をかけ、最後のおっぱいをあげました。次男は飲み終わると、「おっぱいバイバイ」と手を振っていました。次男の反応からきっと決別したんだろうな、と思いました。

・午前~夕方 この日はお休みだったので、長男と次男を連れて公園に遊びにいきました。夕方まで外出で気が紛れていたのか、おっぱいを欲しがることはありませんでした。

・その日の夜~ 「おっぱい(が欲しい)」と来ましたが、「おっぱいとバイバイしたんじゃない?」というと、おっぱいをじっと見て、「バイバーイ」と走って行きました。その後、数日間はそんなやり取りが数回ありました。

感想:
・・・とこんな感じでした。次男の反応を見ていたら、きっと次男は、自分の中でおっぱいとの別れを理解し、自分の意思でさようならしたんだろうな、と思いました。次男のケースでは、「断乳」ではなく、「卒乳」だったんだと思います。

まとめ:
これからの人生、様々な別れや、何かを自分で決断する場面、やり遂げなければならない場面に直面することがあると思います。そして、次男にとってみると、生まれて始めて直面した機会がもしかしたら今回の卒乳だったのかもしれません。そしてこれからの人生、この体験がきっとつながっていくのではないか、と思いました。

この次男のケースを通して考えると、長男の時にはその大切な機会を私は奪ってしまったのではないか、と後悔があります。かといって、それによって長男に何か問題があるという訳ではないのですが。。。でももしやり直せるならやり直したい!長男の卒乳、次男と同じ年齢時期にやりたい!もしこれから、という方がいたら是非参考にしてください!

(つづく)
40歳オーバーでの出産① ~無痛(和痛)分娩の選択

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さよならおっぱい① ~助産院にて

     
                          
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