40歳オーバーでの出産① ~無痛(和痛)分娩の選択

こんにちは、管理人のまちゃみんです。

さて、今回は2人の息子の出産について書いてみたいと思います。




私は長男を和痛分娩、次男を無痛分娩で出産しました。通常、陣痛を麻酔薬で和らげるのを無痛分娩とか、和痛分娩とか呼ぶそうです。長男と次男は別々の産院で出産したので、単に呼び方が違っていたのかもしれません。(それとも麻酔薬の量が違うのかな??詳しくは次のブログで。)

もし日本にずっと住んでいたら、、、きっと無痛分娩という選択肢はなかったかな、と思います。というのは、私が感じる日本の空気感ですが、お腹を痛めて産んでこそ母になれる、お産は母になるための最初の試練、みたいなものを感じます。もしずっと日本にいたら、きっと疑う余地なくその空気の中にいたのでは、自然分娩だったのではないかと思います。

しかし、私はアメリカに住んでいたのですが、あちらでは無痛分娩が一般的で、むしろ自然分娩が珍しいものでした。会社の同僚が何人も出産していたのですが、その全員が無痛分娩でした。確か、麻酔を打たれて気づいたら出産が終わってた、なんてことを言っていたから、全身麻酔だったんではないかと思います。逆に、日本ではなんで痛い思いして産むの?という、そういう感じでした。

ですので、私は無痛分娩に対する、麻酔を使って出産なんて楽をしているんじゃないか、みたいなことはあまり気にはなりませんでした。

・・・そうは言うものの、少なからずリスクもありますし、最終的には以下のようなメリットデメリットを天秤にかけて無痛分娩を決めることになりました。


  • メリットその1   痛くないことからの出産への安心感
よく出産時の痛さを、

「鼻からスイカが出る感じ」

と例えられますが、私の場合、それは何とか耐えられそうと感じたのですが、、、会陰切開を考えると夜も眠れないくらい怯えていました(オーバー?)。通常、無痛分娩でなくても会陰切開の際は局部麻酔をするそうなので大丈夫なのですが、当時の私はそんなものは信じられない!最大の麻酔投入を!という心境でした。きっと私みたいな人、いると思うのですが、、、いないですか?


  • メリットその2  産後のダメージの最小化
痛みから普段使わない筋肉を使ったりして、相当な体力消耗します。私は無痛分娩の後でさえ体はバキバキだったので自然分娩はかなりのものだと思います。実は出産後からが体力勝負というか、深夜に授乳したりしなければならないので、40歳オーバーの私にとっては体力温存の意味でも大きなメリットでした。


  • デメリットその1  麻酔のリスク
簡単に言うと、麻酔自体が体に合わないことから引き起こされるリスク、麻酔針が適切に刺さらずに引き起こされるリスク、そもそも麻酔が効かないリスクなど、が説明されました。長男次男の産院、両方でリスクは了承した旨の誓約書にサインしました。これはもう、何に対しても少なからずあるリスクと考え、よしとしました。


  • デメリットその2  費用
これはバカにならない!ちなみに、長男の産院では自然分娩のプラス10万円、次男の産院ではなんとなんとのプラス30万円でした!どうやら金額は産院によってばらつきがあるようです(計画入院、陣痛促進剤の投与など、産院によって対応が違うことからのばらつきだと思います)。これをどう考えるかですが、私の場合は特に会陰切開の恐怖から、約10ヶ月の妊婦ライフを健やかに過ごせる時間との天秤でしたが、結果、止むを得ず、払いましょう!の決断となりました。


・・・と、これらのメリット・デメリットを考えての無痛(和痛)分娩での出産となりました。私個人の感想として、やはり無痛(和痛)にしてよかった、と思います。というのは、妊娠中はホルモンバランスで何かと精神的に不安定になりますが、分娩に対する恐怖もなく妊婦ライフを送ることができましたし、出産後への体力温存もできました。出産というハードルをとても安定した精神状態で乗り越えることができた、と感じており、費用対効果としては満足しています。マタニティブルーとか、産後うつ、ということを聞くと、できるだけフラットな状態でいたいな、と思っていましたので。

それでは、次のブログで長男の出産(和痛)、次男の出産(無痛)を書きたいと思います!

(つづく)
40歳オーバーでの出産② ~和痛分娩と無痛分娩を経験して

(前へ)
さよならおっぱい② ~対照的な息子の様子

     
                          
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