子供たちがまだ乳児だった頃、
よく子育てセミナーというものに行っていまして、
そしてその中の一つに、
子供の絵本の選び方講座がありました。
これは、児童書専門店の元店員の方が講師で、
何千何万ある絵本の中から、
どうやって質の高い絵本を選び、読み聞かせをしてあげるか、ということを教えてもらう、というものでした。
今回はそのことを思い出しながら書いてみたいと思います。
質の高い絵本って?
質の高い絵本というのは、
絵本の中で読み手が想像力を無限に広げられるもの、
従って、ことばや挿絵が読み手の想像力を邪魔しないもの、
というもののようです。
ただ、、
それでは漠然としていて何を選べばいいかよくわからない!
質の高い本の目安
そこで質の高い本を探す目安として、
「長年(20年以上)読み続けられているもの」
長年愛され続けられているもの、世代から世代へ受け継がれているもの、
それは高い確率で質の高い本だそう。
また、
「質の高い絵本を取り扱う出版社」
これも目安になるんだそう。
先生からいただいたオススメの本のリストを見ると、
福音館書店
ここが圧倒的に多くの絵本の取り扱いをしています。
例えば「おおきなかぶ」
「おおきなかぶ」は先生がおすすめされていた本の1冊だったのですが、この講座の帰り道、
本屋に立ち寄ってウン十年ぶりに、
「おおきなかぶ」を手にとって読んでみました。
あの迫力あるタッチのさし絵は健在でしたが、
子供の頃から頭に描いたかぶやおじいさん達の様子に反して、
実際のさし絵は必要最小限の非常にシンプルなものでした。
ここで、
子供だった当時、「ことば」と「さし絵」を読んだ私の中の想像力により、
いつの間にか「おおきなかぶ」が、
私の想像の中で、
よりダイナミックで迫力のあるものに変化していたんだということに気づきました。
同時に、こういう絵本が質の高い絵本なんだろうな、と思いました。
我が家にある絵本たち
先生におすすめされた絵本を参考に買い足した、我が家にある絵本をいくつかご紹介します!
これらは夜寝る前になると、今でも子たちからリクエストされる絵本です。
ぐりとぐら
甘い香りが本から漂ってきそうなカステラ、大人の私が読んでもワクワクします。最後にぐりとぐらがたまごの殻で車をつくるところまで、想像力をかきたててくれます。
価格:990円
(2020/8/5 16:20時点) 感想(510件) |
おやすみなさいのほん
少し宗教的要素がある本ですが、言葉の使い方、テンポ、寝かしつけにばっちりな本です。文字の大きさやさし絵の色は、寝る前の薄暗い中でも読めるように計算されていて、絵本の世界の奥深さを実感した本です。子供に対して怒ってしまっても、この本を読んでやさしい気持ちにオフセットされるような気がします。
価格:1,210円
(2020/8/5 16:22時点) 感想(12件) |
かいじゅうたちのいるところ
男の子はかいじゅうが大好き、息子たちのお気に入りの本です。不思議な物語の森に入り込み、最後に戻ってくる、という不思議な気持ちになります。
価格:1,650円
(2020/8/5 16:23時点) 感想(304件) |
もりのなか
こちらも不思議な物語の森に入りこんでしまうような不思議な気持ちになります。想像力がかきたてられます。
価格:1,100円
(2020/8/5 16:23時点) 感想(39件) |
はらぺこあおむし
きれいなさし絵で、あおむしが最後にきれいなちょうちょになるという、小さい頃から子供たちが大好きな本です。
価格:1,320円
(2020/8/5 16:24時点) 感想(60件) |
最後までお読みいただきありがとうございました!応援クリックいつも感謝です!
|
|
0 件のコメント :
コメントを投稿