「海で遊ぶのイヤ」
と言い出しました（涙）
自然の中で、海で思いっきり遊ばせたいという、親の目論見は大ハズレとなってしまいました、トホホ。しかし、ここ葉山は、海遊びができなくても、大好きなカブトムシなどの虫取りや、お気に入りのソレイユの丘、そして大好きなプールがあるので、遊ばせることには事欠きません。そして私はというと、美味しい魚や野菜を食べたり、ベランダから聞こえる波の音を楽しんだり、海岸線をドライブしたりと、リラックスできます。まだ買ったばかりですが、こうやって楽しんでいきたいと思います。
さて、先週末はセカンドハウスに行こうと思ったのですが、台風12号の上陸もあり、急きょとりやめました。本当は今日、そのセカンドハウスライフについて書こうと思ったのが、取りやめとなってしまったため、セカンドハウスを買おうと思いたってから、その理想を実現することができた大きな出来事、働き方を変えたことについて書こうと思います。
去年、2017年7月まで、私は正社員として働いていました。
結婚をして子供が生まれるまでは、この働き方で不自由なく過ごしてきました。しかし、子供が生まれ、2人の子育てというものが生活の中に新たに加わると、私の限りある時間と体力の中では、仕事、子育て、家事、すべての折り合いをつけることが難しくなっていました。そして、その折り合いがつかない部分で大きな犠牲となっていたのが子育てでした。
子育ての中には、ご飯を食べさせる、お風呂に入れる、寝かせるなどの必要最低限なものと、例えばもっと手の込んだ料理を作ってあげたい、子供と余裕をもって向き合いたいというような、プラスアルファーのようなものがありますが、私のスペックでは、必要最低限なものはこなせるものの、プラスアルファーの部分がどんどんと削られていくような感じでした。必要最低限はできるのですから、この生活を続けていくことは可能でしたが、これが自分のしたいことなのか、というモヤモヤした気持ちが溜まっていきました。
このジレンマのなか、日々育児に追われ、仕事で消耗し、当時の私は疲れ果てていました。そこで最初に出た疑問は、
「私は何のために働いているのだろう？」
でした。本来は働くって生活を豊かにするためなはずなのに、いつの間にか働くために生きている、というスパイラルの中で生きていました。それは子育て前から、です。いつしかそのスパイラルに慣れてしまい、抜け出せない状態でした。でもこうやって、子育てが生活に加わり、改めてその価値観を考え直すチャンスが与えられました。
持続することにも、そして何かを変えることも同じくらいの大きなパワーを要します。でも、当時の私は、自分の生活を少なからず持続ではなく、惰性で続けているように感じていました。40歳を過ぎていますので、仕事や働き方を変えることには大きなリスクが伴い、そのリスクを吸収するだけの大きなパワーが必要です。その中で、色々悩みましたが、結論として、正社員として働くことを辞め、フリーランスとして働くという決断をしました。
具体的には、フリーランスを対象した人材バンクに登録し、そこから仕事をいただく、という流れになっています。私は財務系のコンサルタントでしたので、自分の能力を買ってくださる企業様から依頼を受ける、というような流れです。2017年7月からほぼ1年経ち、現在2件目の企業様に対してコンサルタント業務を行っていますが、1件目の契約満了からスムーズに2件目の企業様から依頼を受けることができています。
こうやってフリーランスになった今、この選択をもっと早くにすればよかったとすら思います。フリーランスですので、契約が終了すれば無収入になるという大きなリスクはありますが、そのリスクをオフセットするだけの自由さもあります。コンサルタント業務に割く時間を減らしたり、移動させたり、自分でコントロールすることができるようになりました。今は、子供が熱をだしたから、この時間は仕事ができません、ということを声を大にして主張することができます（笑）。もちろん、コンサルタント業務以外、経理業務や雑務など、すべて一人でやらなければいけませんが、自分に関わることなので、苦にもなりません。
自分のキャリアがある程度あったら、という前提ですが、フリーランスは働くママにはおすすめの働き方だと思います。
フリーランスとして働き、余裕があったからこそのセカンドハウス購入だったと思います。そして何より、その余裕から、昔感じたような、ワクワクやドキドキの感情を少し取り戻せたような気がします。いつしか固定観念でしばられた自分から少し開放された今、もっといろんな可能性を考えて行きたいな、とおもっています！
（つづく）
フリーランス 具体的ステップ ～私編～
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