働き方をフリーランスへ!2年で感じるメリットデメリット

こんにちは、管理人のまちゃみんです。

私は約2年前に正社員からフリーランスに働き方を変えました。



理由は、当時、育児と仕事のバランスに折り合いをつけることが難しくなったから、生活における軸足を仕事から育児に移したかったから、でした。

それから2年が経った今、私はフリーランスという働き方を選択してよかった、と心から思っています。

・・・といっても、私個人が感じることで、万人がそうではない、と思います。

そこで、正社員を辞めてフリーランスを経験してみた私一個人の意見ではありますが、具体的にどういうメリットやデメリットを感じたのか、について書いてみたいと思います。



「フリーランス」と一言で言っても、いわゆる「自由業」ですので、色々な職種やら働き方やら、形態やらがあり、各個人千差万別です。私の働き方からの意見であることが前提となります。・・・という訳で、私はこんな感じでメインは財務コンサルタントとして業務委託契約を締結して仕事をしています。

フリーランス 具体的ステップ 〜私編〜

さて、私が感じるメリット・デメリットです。

メリット:

自由度が高い
コンサルタントとしての働き方において、契約形態、条件などなど、すべてにおいて自分の意向を契約に盛り込むことができます。1番の懸念事項だった勤務時間についても、自分のライフスタイルに合わせて契約先と協議できたので、働き方の自由度が正社員の時に比べて格段に増しました。

さらに細かい取り決めは話し合いで決めています。例えば私の場合は、財務コンサルタントとしての業務を週〇日で何曜日、それ以外の業務(投資など)を週〇日等、おおよその時間配分を契約先の了承を得て1か月前に決めてしまいます。

その枠の中で業務を行いますので、正社員の時のように〇時始業のようながんじがらめの縛りがないのは、子供の急な呼び出しがあっても、自分の裁量でコントロール可能なので助かります。

そういえば先日巨大台風が関東を直撃した時は、通過後に公共交通機関が乱れることが予想されたので、あらかじめクライアントと訪問日を調整し、混乱に巻き込まれることなく、在宅で仕事をこなしました。

契約内容に沿ったサービスが提供できていることが重要なので、それ以外のことは融通が利くという印象です。

実質的な報酬は上がった
コンサルタントとしての手取りの報酬で言うと、正社員時代の方が遥かによかったです。

しかし、そこには時間的、精神的、肉体的な犠牲がありました。ピーク時の報酬は、徹夜は当たり前、週末なしという生活で、週中に出張でクライアント先に飛び、週末に東京で徹夜して報告書をまとめる、ということを3か月続け、挙句の果てに過労で倒れる、という状況で得たものでした。一方、現在は契約で決められた時間、業務内容以外はやる必要がない、というストレスフリーな状況です。同じ物差しで比較はできませんが、時給に換算したらそんなに変わらない?ということが判明しまして、、、実質的な報酬は今の方が高いのかもしれません。

人間関係のしがらみから開放された
正社員時代は、パワハラまがいなことを言われても声を上げるとことから生じるリスク、、、例えば会社に居場所はなくなるのではないか等、自分の立ち位置を過度に気にしてしまい、声を上げることができませんでした。

しかし、今は無理難題を言われたり、ちょっとあなた・・・それはハラスメントでしょう?みたいな態度を取られたら、素直に態度に示しますし、反論しています。

もちろん、私のその態度で契約が終了することは有り得ると思いますが、ただ、そういう業務外の態度で評価する方とのしがらみからフリーになりたい、と考えたのがフリーランスを始めたきっかけの一つでもあるので、もしそれでご縁が切れるのであればそれはそもそもご縁がなかったんだと思います。そして何と言っても契約は他を探せば結構あったりしますからね。

ここは自己責任ではありますが、私は過去の経験からか何も言えない自分が大嫌いでして、今は自分の中に溜め込まず、嫌なら嫌だという気持ちを出すようにしています。


ちなみに、今までそういった理由で契約終了になったことはありません(笑)。

デメリット:

すべては自己責任
自由度が高いというメリットと表裏一体で、責任はすべて自分にのしかかってきます。自由の中で適当な仕事をすれば、契約は打ち切られるでしょうし、1年後、2年後の仕事の保証は何もありません。いい意味でも悪い意味でも、自分の実績はすべて自分に返ってきます。

細かい話をすれば、国民年金、健康保険、税務申告等、正社員時代に会社がやってくれていたことはすべて自分の責任で行うこととなります。

キャリアアップは何かを犠牲にする覚悟がないと難しい
私のようにワークライフバランスを追求するような働き方だと、出世といいますか、キャリアアップは正直難しいと思います。

フリーランスになってから、私にも自分のキャリアとしてこれは絶対やりたい!と思うワクワクするようなお話をいくつかいただきました。

・・・しかし、ライフに重点を移動させたい働き方を選択した時、残念ですがその仕事をこなす自信はありませんでした。断腸の思いでお断りをしたお話は何件もあったなぁ、と。

✩✩✩

「私は何のために働いているのだろう?」

こう思い始めたのが約2年前。1度きりの人生、1度きりの子育て、この自問自答の中から、正社員からフリーランスに方向チェンジをしたように思いました。


フリーランスという働き方、私にとって良かったからと言って他の誰かに当てはまる訳ではない。それは分かっていますが、もし当てはまる人がいたら、それはそれでうれしいです。


ただ、私と同じフリーランスという選択をしなくても、仕事、育児、家事、などなど。。。八方塞がりになって悩んでいる人がいたら、今自分が向き合っているものとは別の選択肢って案外世の中には広がっているよ、そんなことが伝わればいいなぁ、そんな風に思うのでした。


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