夫への「気遣いを捨てる」宣言

こんにちは、管理人のまちゃみんです。

気遣いを捨てる宣言

TBSの某朝のワイドショーで、

人気ブロガーおぎゃこさんの日々の生活を漫画にした絵日記ブログ、

夫への「気遣いを捨てる宣言」について取り上げられていました。

とある休日におぎゃこさんに起こった話

おぎゃこさんが夕食の買い物をしてバタバタと帰宅した時、

家で留守番をしてスマホをいじっていた夫の傍らでよちよち歩きのこどもが生肉をさわってで遊んでいたそう。

それに気づいたおぎゃこさんに対して、

夫は「早く手を洗ってあげや」と言い放ったらしい。

・・・というか、そもそも留守番中、

細菌がいるかもしれない生肉のついた手を洗ってあげるでもなく、

遊んであげるでもなく、

スマホをいじりつづけていたであろう夫に、おぎゃこさんはモヤモヤして・・・。

そして、

「あんたが洗ってやれ!親は私一人なんかい!」と感じ、

夫に対して「気遣いを捨てる宣言」をしたのだそうです。

収入を得るということ

この番組内で行ったアンケートでは、53%の主婦が「夫に気を遣う」と回答していて、

その理由として、

夫は外で働いて収入を得ているから、という回答が目立ちました。

「気を遣う」ということについては、

それは相手に対する優しさだったり思いやりだったりすると思うのであまり気になりませんでしたが、

私が気になったポイントは、

「外で働いて収入を得ている」ということが、

妻が夫に対して気を遣う理由だったこと、でした。

「収入」

・・・これがある人って、そんなにエライのでしょうか。

桃太郎時代

「昔、あるところに、おじいさんと、おばあさんがいました。

おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に行きました。」

こどもが大好き、桃太郎の一説です。

想像するに、ですが、、、

きっとこのむかしむかしの時代には、

おじいさんとおばあさんの立場って、今のように歪んでいなかったのでは、と思うのです。

おじいさんがお家を温める焚き木になる芝を刈ってきて、

おばあさんはきれいな服を着るために毎日洗濯をするのは、

単純に生物として、

体力のある男が力仕事をして、

細やかな気づかを得意とする女が家事をしているだけであって、

それはただの適材適所、だったはずだ、と思うからです。

労働をお金に換算する

それがいつの間にか、

外で仕事をして、労働をお金という価値に反映することが可能となった人と、

中で仕事をしているから、労働をお金という価値に反映できなかった人との間に、

ヒエラルキーができてしまった、ということでしょうか。

社会的地位のしばり

このヒエラルキーはとても根が深くて、

私のようなワーキングマザーにとっても全く同じです。

ワーママは外でお金をかせいできても、

家事と育児の最終責任者という立場から逃れることができません。

おぎゃこさんが言うとおり、

親は妻だけではないはずなのに、

共同責任者であるはずなのに、です。

少子化問題

先日、野田聖子幹事長代行が代表質問で少子化対策について主張されていました。

もちろん産んで増やすことは大切ですが、

その後の社会の在り方、家族の在り方、

親の世代までは、

「外で働いて収入を得ている」から妻は気を遣うものだという、

歪んだ理論でまかり通ったのかもしれませんが、

女性が社会進出する今、

少子化が進む原因はとても根が深い問題なのではないか、と思います。

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