フリーランスママ、確定申告をする

こんにちは、管理人のまちゃみんです。


2年前、頼まれてもいないのに「働き方改革」をいち早く導入し、正社員からフリーランスへ働き方を変えた私。正社員時代に9時から17時で固定されていた勤務時間を、今は自分の裁量である程度柔軟に組み立てることができています。特に子供の体調の急激な変化は待ったなしでやってくるので、自分のライフスタイルの軸が育児側にぐぐっとシフトした今、あの時、フリーランスとして働くという選択をしたのは間違っていなかった、と感じています。

こうして時間を組み立てる自由度が増した訳ですが、反面、色々な責任は自分自身にダイレクトに返ってきますし、今までは会社がやってくれていたことも自分でやらなくてはいけません。確定申告はそのうちの一つ、でしょうか。

少し説明を加えますと、確定申告というのは、1年分の税額を計算して期日までに税務署に申告することでして、もし追加で税金の支払いがあれば支払いますし、反対に払いすぎていれば還付をうけることができます。そしてこの度、2018年1月から12月までの1年間の税額を確定させて、3月15日までに申告する、という責務が私に迫っているのです。

(会社勤めをしていると、多くの場合、保険料などの必要情報を提出すれば、確定手続きを会社がやってくれるので、会社にいる方はあまり馴染みがないかもしれませんね。)

フリーランスになってから2回目の確定申告、どんな風に進めているか以下にまとめてみました。

・帳簿をつける:会計ソフトの利用

私の場合、とっても単純な取引しかないので、最初はエクセルで帳簿を作って管理しようかな、とも思ったのですが、青色申告(特別控除や欠損金の繰越が可能など、メリットが受けられる申告方法なんです)するには複式簿記を作成しなくてはいけないことや、記帳ソフトの利用料が比較的安いということから、会計ソフトを利用することにしました。

いくつかの選択肢があったのですが、弥生会計を利用することにしました。理由はなんとなく、です(笑)。弥生は会計ソフトでは老舗ですし、却下する理由が見つからなかったので。特に私の場合、フリーランスの収益と費用が主でして、複雑な取引がないので比較検討自体、あんまり必要なかったんですよね。

やよいの青色申告
https://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro_ol/

ちなみに最初の1年間は無料で(ラッキー!)、以降は年額8000円のセルフプランです。

使ってみると、とっても簡単で、例えば、

「3月15日に1000円の事務用品をクレジットカードで購入しました。ちなみにそのクレジットカードの引き落とし日は翌月末です」

みたいな単純明快な取引なんかだと、「かんたん取引入力」というメニューが用意されていて、購入日、引落日、金額、用途なんかをプルダウンで選んで入力すれば、あとはソフトがそれに応じた仕訳処理をしてくれます。こんな感じで簿記の知識がなくても帳簿が作れてしまいます。

私の個人的な意見ですが、収入や経費の程度にもよると思いますが、青色申告を会計ソフトを使って行うのが断然いいと思います。理由は、ソフトを利用することによる費用対効果(特に時間短縮度)はとても高いと感じます。また、ソフト利用料は経費処理できますし、なんといっても青色申告の恩恵は絶対にうけなきゃ損!だと思います。


・帳簿をつける:証票類(特に領収書・レシート!)の管理・保管

私のズボラ系なまくら流(どっかで聞いたって?)管理方法はこんな感じです。


  1. カバンの中に財布とは別の、領収書・レシート用のポーチを携帯する
  2. ポーチに領収書・レシートが貯まった時点で別フォルダに移す

あとは半年に一度、ひたすら会計ソフトに向かって入力です。基本的に会計ソフトに入力する材料は別フォルダに貯まる、という仕組みになっているのですが、一部抜け落ちてしまうものがあるので、それについては備忘録に書き残して抜け漏れを管理しています。例えば、カード引き落としされる経費は、明細がオンライン上に保管されているので、忘れないように会計ソフトに入力するようにしています。もう一つ、公共交通機関の運賃はパスモを使っていますが、直近100件は最寄りの駅の駅員さんにお願いすればレシートを発行してくれるので定期的に発行しては別フォルダに入れています。


・申告書類の作成:申告書作成の必要資料の準備(特に控除項目!)

会計ソフトで作った決算書、あとは控除項目を証明できるものは取りこぼしなく用意します。具体的には、医療費、保険料、住宅ローン等でしょうか。ひとまず税務申告書のサンプルの控除項目を見て、それに該当するものは控除可能なものなので、確認します(控除の上限などの制約があるので実際に計算しないと控除可否は判断できないのですが)。その他、所得税の徴収分を証明するための資料や、投資収入関連の資料も用意します。


・申告書類の作成:がんばって作成する!

インターネットで「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして、あとはがんばって作成し、税務署に提出すれば完了です。作成については、基本的には入力時に補足説明が出てくるので大丈夫かと思いますが、もしよく分からない場合、不安な場合、期間は決まっていますが、税務署で係の人と一緒に作成してくれるサービスがあるので、それを利用することもありだと思います。但し、きっと医療費の申告なんだと思うのですが、年配の方がたくさん詰めかけていて行列を作っているので時間は結構かかります。。。

また、e-Taxといものを利用すれば、自宅PCから申告書類を作成して提出することも可能です。しかし、これにはID・パスワード発行手続きが事前に必要だったり、もしくはICカードリーダー・毎ナンバーカードが必要だったりします。

・・・こんな感じで、フリーランスママは確定申告に向けて準備をしているところです。また面倒なシーズンがやってきたなぁ、と思う一方で、自分のことを自分でやる訳ですから、苦痛ではありません。逆に1年の動きが数値化されて明らかになるので、正社員で働いていた頃より、今の自分はどんな感じなのか、今後こうした方がいいのでは、みたいに自分のことが以前よりも分かるようになった気がします。というか、年単位じゃなく、もう少し頻繁に自分の見直しをやれよ!って感じですね。。

そんなわけで、がんばって入力作業です!

(つづく)
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