本屋がない!

こんにちは、管理人のまちゃみんです。



最近恐竜にはまっている息子たちのために、コンパクトな恐竜図鑑を買いたいと思った私。自宅から自転車で15分の場所にある本屋さんに行こうとおもいましたが、行き帰りの時間を考えると日々のオペレーションの中から時間を捻出するのは厳しいし。。。という訳で、仕事でクライアント様を訪問後に最寄りの駅で本屋さんを探して効率的に本を買うことにしました。

訪問の後、何気なぁく駅前を歩き回ったのですが、、、本屋さんは見つかりません。スマホで確認すると、駅から徒歩15分の場所にあるとのこと。そこでそこに行ってみると、、、なんと!

オトナの本屋でした!  ( ̄◇ ̄;)

さ、さすがは東京山手線内ですねぇ〜(汗)。

チャンチャン!

・・・そんなこんなでしたが、結局は電車の乗り継ぎ駅の近くに本屋さんを見つけまして、希望の図鑑を買うことができて事なきをえました。。

と、ここで感じたのが、本屋さんがなんと少ないことか、ということでした。


最近は子育てや仕事に時間を取られ、本のある生活から遠ざかっておりましたので、本屋さんに行くことがめっきり減っていました。しかし、若かりし頃を思い出すと、駅前を探せば必ずそこにあり、立ち寄った場所、それが本屋さんでした。

それがIT技術が進化して、自宅で買い物をするのが当たり前という世の中に代わり、アマゾンや楽天が躍進する中、実店舗はひっそりと淘汰されていった、ということなのでしょうか。

私はIT技術で生活が豊かになることには肯定派です。そんな風にみんなが豊かになるような「あったらいい」サービスが開発されること、実現すること、素晴らしいことだと思います。今ではこのIT技術により、周りに何もない不便な場所だろうが関係なくネット経由で買い物できるチャンスが与えられました。また、オフィスの場所に関係なく働く場所を選ぶチャンスが与えられました。こんな風にIT技術は私たちの生活にたくさんの恩恵をもたらしてくれました。そして、私は出産後で外出が難しい中、出産祝いのお返しを購入する時には楽天市場にとても助けられました。

しかし、ネット購入では決して味わえないものがある、実店舗もまた無くてはならない店舗の形だと思うのです。

私は自分が欲しい!と思うものについては値段や値引きに関係なく実店舗で買います。なぜなら、商品の実際の肌触りや見た目の色艶感は手に取ってみないと分からないからです。そしてそういった自分のあらゆる感覚から納得して、これが欲しい!と思うものに出会った時に味わう満足感というのは、ネット購入というのは実店舗には遠く及ばないと思うのです。

手に取り自分の欲しいものを選ぶことは、自分の欲求を研ぎ澄ましてくれるといいますか、自分は今何がしたいのか、必要なのか、ということを知る日々の訓練になっているように思います。それは日々の買い物に限らず、日常のあらゆる選択において、です。

そして本屋さんは、そんな風に実店舗で購入する醍醐味が味わえる貴重な場所ではないか、なんて思うのです。

今日はこの本を買いにいくぞと出かけて行き、全く違う本を買ってしまう、そんな経験を昔はよくしたものです。そんな風に、刻々と変化する自分のリアルタイムな欲求に応えてくれる、それが本屋さんの良さ、醍醐味だと思います。

時代の流れで実店舗は確実に減少していますが、是非とも本屋さんには頑張ってもらいたい、何とかアマゾンや楽天なんかと共存する道はないものか、と恐竜図鑑を片手に思うのでした。

(つづく)
神対応!なコールセンターがあった!

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若き社長から感じるもの


     
                          
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