我が家には6歳と4歳の息子たちがいます。小学生合同のアウトドアキャンプに参加すると、バスの中では小学生たちがゲームをしてるみたいで、とっても興味を示します。
「ママ、ゲームって何?」とか、
「ゲームやってみたいなぁ。。。」とか。。。
息子たちを極力ゲームから遠ざけたい母としては、聞こえても聞こえないよ~と言いたくなる質問が飛んできます。
・・・ちなみに我が家のゲームは、NHKで平日午後18時20分(かな?)からやっている、
「天才テレビくんYOU」
のデータ放送で体験できるゲームもどき。・・・はぁ、このもどきで母はいつまで息子たちを騙せるのだろうか。。。
しかしです、小さい頃の自分とゲームの関わり合いを思い返してみたんです。
ゲームとの初対面は近くの駄菓子屋のインベーダーゲーム、ドンキーコング、壁打ちテニス(年齢バレる。。。)。そして本格的な関わりは、ゲーム界のミスター任天堂様のファミコン、スーパーマリオブラザーズやドラクエでした(だから年齢バレる。。。)。小学生の頃、母親に止められなければきっと朝までゲームを続けるようなそれはそれは面白かったんですなぁ、なドハマりっぷり。。
「ゲームってなんて面白いんだろう・・・」
という、
「快感・・・」(by セーラー服と機関銃)
生まれて初めて味わう感覚だったことを覚えています。
だから息子たちが小学生に上がり、
「ゲームが欲しい!だってみんなが持ってるんだもん!」
この2つのフレーズを言われてしまったら買うしかない、今から腹は決めています。
しかしです、私はこの来たる時を迎える前に息子たちに教えておきたいことがあります。
それが、「リアル」です。
スマホが普及しだしてからよく聞く話、
「スマホを使う子供に絵本を渡したら指でスクロールしだしましたよ」って。
作り話かちょっとした小話かと思っていたら、長男のママ友からも聞いた嘘のような本当な話です。スマホが普及しだしたのがこの10年くらいなので、「リアル」で本はめくらなければ次ページに進まないと知っている私にとっては笑い話ですが、本をめくる前にスマホに触れたその子にとっては笑い話ではなく、それが「リアル」なのでしょう。
別に絵本のページを進むのがスクロールするのか、ページをめくるのか、リアルとバーチャルがそれくらいのことなら私は気にもとめません。
でも「バーチャル」では、
どれだけ走っても疲れない。
どれだけサッカーしても、野球しても、バスケしても、汗かかない。(だって部屋は冷暖房完備だもの)
ピストルで打ち抜いても、打ち抜かれても、痛くもなんともない。
リアルには滅多にいない美人さんが何人もいてコクられる経験ができる。
そして一番は、リアルでしか体験できない、感じることのできない達成感とか、言葉にできない気持ちとか、そういうものを体験する前に、比較的それに近いものが手軽に手に入ってしまう。
だから、
体を動かせば汗臭くなる、
走れば疲労困憊、
叩かれればめっちゃ痛い、
相手の気持ちを考えたり、自分の容姿を気にしたり、試行錯誤しなければ恋愛なんて成就しない、
そんな素晴らしき「リアル」を知る前に「バーチャル」を体験はさせたくありません。
だから我が家の場合、
「ゲームは何歳から?」
こう聞かれたら、
「年齢は何歳でもOK。でもリアルの素晴らしさが十分分かってからね」
そう答えます。
✩✩✩
・・・と書きましたが、バーチャルの世界で真の自分を出すことができる人がいます。例えば、何かしらの障害、例えばコミュニケーション障害のようなものがあって対人が苦手な人や、身体的障害があって自分の体を思うように動かせない人。そんな方は、バーチャルの中で自分の思うような対人関係を築いていたり、思うままにダンスしたり。
だからバーチャルの良いところ、リアルの良いところ、それをコントロールできるようになって欲しい、そう思います。
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