現クライアントのオフィスが、
ザ・おじさまの街、神田
にありまして、最近は頻繁に神田を訪れています。
そんな訳で、本日も神田にいまして、お昼には働くママの楽しみの1つ、新しいランチスポットを開拓しました。
店先にランチのサンプルがある、美味しそうな和食のお店。
店内に入り、カウンターに案内されると、目の前の張り紙には○○産の和牛を使用しているとのこと。
さらに、出てきたお食事は、どれもひと手間がかかっていて、とても美味しい。
ここの店主、きっと結構な腕前の方なんだろうなぁ、これは絶対リピートするなぁ、なんて思いながら、舌鼓を打っていた時。
サラリーマンと思しき男性が1人来店しました。そして開口一番、
「タバコ吸えますか?」
という質問。時代錯誤もいいところだと思わず振り返ってしまいましたが。。。
しかし店員さんから、
「大丈夫ですよ」
の信じられない一言。
そしてその男性は私の隣の席にすわり、
食事中の私の隣でモクモクとタバコをふかし始めたのでした。
タバコの害、そして煙、匂いもひっくるめてすべてが大嫌いな私、
大急ぎで食事を終え、ペイペイで支払いを済ませて出てきました。
ここで大いにモヤモヤです。おじさまの街神田はこれがスタンダードで、ランチタイムにタバコが吸えるのが当たり前なのでしょうか。。
きっとあの男性にはタバコを吸った理由として、
店員はタバコOKと言っていた、だったらタバコを吸っていいでしょう?ということでしょう。
しかし、食事の最中に隣で吸われた私はたまったものではありません。
隣の人が食事しているんだから、せめてその間くらい我慢しろよ!と思いました。
・・・吸う権利。
この時、確かに男性にはこの店内で吸う権利が与えられていました。
・・・タバコから体を守る権利。
しかし、男性に吸う権利を与えるなら、このお店は私にタバコから体を守る権利も与えるべきです。
時間を30分前に戻して、私が店に入る前に、もし立て看板か何かに、
「喫煙OK」
というサインが出ていたら、100%確実にこのお店には入らなかったです。
☆☆☆
私が子供の頃は、小学校の職員室を開けると白い煙が出てくるくらい、タバコは絶対的な吸い手市場でした。
その後、健康への害が明確に証明され、ようやく最近になって禁煙が市民権を得るようになりました。
じゃあ、喫煙者はどこで吸えばいいんだ?
喫煙者からそんな声が聞こえてくるし、もちろん彼らの吸う権利を奪うつもりはありません。
タバコが好きならどうぞ勝手に吸ってくださいですが、タバコが嫌だという人の存在のこと、自分がふりまく煙でどこかの誰に迷惑をかけていること、忘れて欲しくはありません。
そしてお店に対しても、喫煙者だけのお店でなければ、この店は喫煙できる店だと示すとか、タバコを吸わない人の配慮は、接客のプロとして当然だと思います。
私がアメリカで働いていた頃、年に数度日本に帰国した時に印象的だったのは、どこからか漂ってくるタバコの匂いでした。それくらい、アメリカでの職場やレストランなど、日常生活の場でタバコの匂いを嗅いだ記憶は皆無でした。
また、10年程前、海外本社から日本に来ていた同僚のコンサルタントチームは、契約先の日本企業に派遣されましたが、そのオフィス内の喫煙室から漂ってくるタバコの煙を理由に契約途中で帰国していきました。
タバコを理由に職場放棄ってどうなんだ?という気もしますが、日本以外の国では、タバコの害というのは職場放棄が許されるくらいの事柄、ということなんだと思います。
以前に比べて禁煙が進んだとはいえ、まだまだ後進国だと思います。タバコから自分や大切な家族を守る意味でも、もう少しタバコに対する意識が変わって欲しい、そう思いました。
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